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症状別にご紹介したいと思います。まずは腰痛です。
腰痛に悩まされている方は非常に多いです。当院にみえる方の症状の多くは腰痛とそれに伴う太ももやふくらはぎなどの足への痛み、しびれなどです。当院へみえる前に別なところで付けられた診断名とどのような治療を行ってきたのかを紹介し、当院での腰痛に対してのAKA-Hを用いての治療について説明します。
前院での診断名: 1. 腰椎椎間板ヘルニア 2. 脊柱管狭窄症 3. 腰椎すべり症 4. 坐骨神経痛 5. 腰椎分離症 6. 腰椎圧迫骨折 7. 筋筋膜性腰痛 8. 急性腰痛 9. 原因不明 10. その他
前院での治療: 1. 物理療法(電気治療、温熱治療、けん引など) 2. ブロック注射 3. 投薬(痛み止め、ビタミン剤、湿布など) 4. リハビリ(筋トレ、腰痛体操など) 5. 手術 6. なにもしない 7. その他(病院に行かず鍼、整体など)
AKA-Hは「関節の遊び」を改善させることが治療の目的です。関節の炎症(腫れ)や引っ掛かりなどにより「関節の遊び」が狭くなることで痛みやしびれ、感覚障害、筋力低下、関節の動きの制限など様々な症状がでます。
特に背骨の付け根にある仙骨と骨盤を形成している腸骨とで形成されている仙腸関節の「関節の遊び」が障害されやすく、腰だけでなく足や肩、首、腕など全身のあらゆるところに症状が出現します。
当院での腰痛の治療について: 問診後、骨や神経、筋肉などに問題があるかなどの一般的な医学的身体検査(レントゲンは行いません)を行い、AKA-Hを実施します。治療直後の変化、1週間後の変化で治療計画を立てます。
AKA-Hの治療診断基準は3パターンあります。 【関節機能異常】 単に関節が引っ掛かった状態だけで1〜2回の治療で「関節の遊び」は改善し、治療終了。 【単純性仙腸関節炎】 関節の炎症により「関節の遊び」が減少している状態で、関節を広げる治療を行うことで徐々に炎症が改善され、治療開始から3カ月程度で「関節の遊び」は改善し、治療終了。 【仙腸関節炎特殊型】 関節の炎症に加え、関節そのものの動きの制限(関節拘縮)により「関節の遊び」が減少している状態で、関節を広げる治療を行うことで徐々に炎症が改善されますが、関節の動きの制限は残るため、再発しやすく、月1回程度の治療の継続が必要です。
成城リハビリテーションクリニック時代の調査では 関節機能異常31% 単純性仙腸関節炎25% 関節炎特殊型29% その他(治療中断、適応外など)15% でした。
「関節の遊び」を改善させることで、症状が改善するので、椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症が治るわけではありません。ただ、仙腸関節の治療で腰痛などの症状が改善するということは椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が症状の原因ではないことが言えます。
実際、椎間板ヘルニアといわれAKA-Hを行い、症状が改善した方に再度MRIを撮ってもらったところ画像上では前回よりも悪くなっていた例がありました。 重要なことは画像上での変化ではなく、症状がどこからきているかです。
例えば神経を圧迫しているのであれば圧迫されている神経レベルの筋力低下、感覚障害の両方がでなければいけません。関節を治療して症状が改善すれば、関節が原因ですし、治療しても変化が無く、神経のレベルに症状が一致していれば、神経の圧迫が原因となります。
以前「脊柱管狭窄症のAKA-H治療例」のところで紹介させていただきましたが、「椎間板ヘルニアや椎間板すべり症といった用語が広く受け入れられているが、実際の臨床では背部痛の病因は明確になっていない。
腰痛患者の2%未満が神経根の圧迫や刺激により真の神経根症状や坐骨神経痛を発症する。椎間板ヘルニアはよくみられるもので、症状のない成人でもその30%以上に脊椎MRIでヘルニアが証明される。一方、どのレベルの椎間板も正常だった者は、MRIで評価された無症状患者のうちのわずか36パーセントであった。
さらに、腰痛および椎間板ヘルニアの患者は、ヘルニアが証明されていない患者と同じような回復を見せる。症状、画像検査の結果、病理検査所見の相関が弱いことから、大半の患者では「筋骨格系」または「非特異的」腰痛といった若干あいまいな診断が下される。
脊椎の悪性腫瘍、感染などは患者の1%未満である。明らかなもので変形性10%、椎間板ヘルニア4%、骨粗鬆症性圧迫骨折4%、脊柱管狭窄3%、脊椎すべり症2%」といわれています。
診断がついても原因ではないのが現状で、必ず関節機能障害の確認が必要です。 手術を勧められた方、現在の治療で充分な効果が得られない方など、お困りの方は一度AKA-Hを受けてみるとよいと思います。
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