REHAB TSUCHIDA REHABILITATION CLINIC

AKA−H治療例

NO.11 脊柱管狭窄症

今回は脊柱管狭窄症の診断の治療経験を紹介します。

私が理学療法士になった頃には非常に少ない疾患であったのですが(当時は椎間板ヘルニアが多かった)、なぜかここ7〜8年で急に増加し、よく耳にします。当院に来院する腰痛の患者のほとんどが整形外科でこの脊柱管狭窄症の診断で内服などの治療でよくならず、来院する方が多いです。

60代男性で近医で脊柱管狭窄症と診断され、内服をしたが良くならず、当院に来院し、治療しました。仙腸関節の「遊び」が狭く、炎症もあったため、初回の治療ではわずかに痛みが軽減しただけでした。しかし、2週間に1回の頻度で継続し、2か月ほど経過した時には足の裏のしびれがわずかにあるだけで、軽快に歩いて来院されました。

結局は脊柱管狭窄症ではなく、単純性仙腸関節炎だったのです。症状はその後消失しましたが本人が再発を心配し、月1回のフォローをしていましたが、3カ月ほどして本人も自信がつき、治療終了となりました。

今回の症例から
聞く技術(下)—答えは患者の中にある—  日経BP出版センター の腰痛の項より
病因:
椎間板ヘルニアや椎間板すべり症といった用語が広く受け入れられているが、実際の臨床では背部痛の病因は明確になっていない。腰痛患者の2%未満が神経根の圧迫や刺激により真の神経根症状や坐骨神経痛を発症する。

椎間板ヘルニアはよくみられるもので、症状のない成人でもその30%以上に脊椎MRIでヘルニアが証明される。一方、どのレベルの椎間板も正常だった者は、MRIで評価された無症状患者のうちのわずか36パーセントであった。さらに、腰痛および椎間板ヘルニアの患者は、ヘルニアが証明されていない患者と同じような回復を見せる。

症状、画像検査の結果、病理検査所見の相関が弱いことから、大半の患者では「筋骨格系」または「非特異的」腰痛といった若干あいまいな診断が下される。脊椎の悪性腫瘍、感染などは患者の1%未満である。
と記載されています。

明らかなもので変形性10%、椎間板ヘルニア4%、骨粗鬆症性圧迫骨折4%、脊柱管狭窄3%、脊椎すべり症2%といわれています。

今日診断されている中で、本当の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症は一体どのくらい存在するのでしょうか?

担当:池谷 和弘(理学療法士)

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