REHAB TSUCHIDA REHABILITATION CLINIC

AKA−H治療例

NO.6 膝靱帯損傷・半月板損傷

今回は膝の内側側副靱帯損傷と半月板損傷の診断の治療例を紹介します。

女子高生 バスケットボール部所属
中学3年生の春に練習中にボールを取ろうとしてしゃがみこむ姿勢になった時に膝内側に痛みが走り、その後体重をかけると痛みがある。

近くの整形外科を受診し、膝の炎症といわれ、湿布で様子をみていたが、痛み消失せず、当院受診しました。内側側副靱帯損傷の所見を認めたが、1月以上経過していたため、AKA-H実施。その場で痛み軽減し、加重可能となり、中学最後の試合にはテーピングと装具を着けてプレーすることができました。

高校入学後もバスケットボールを続け、2年生のときに接触プレーで再び膝を痛めました。
MRIにて内側側副靱帯損傷、内側半月板損傷と診断されましたが、処置は特になく、安静ということで本人が不安になり、再び当院受診とななりました。

2週に1回の頻度で3回ほどAKA-Hを実施すると膝関節の痛みはなく、関節の動きもほぼ問題ないところまで回復しました。安静による筋力低下はあるため、筋力増強訓練などのリハビリテーションは必要でしたが、靱帯損傷による関節の動揺は診られませんでした。

その後は問題なく練習に参加できていたが、3年生の春に再度、膝の痛みが出現(接触などはなく原因不明)し、AKA-H実施し、なんとか高校最後の試合までには復帰できました。

最後の膝の痛みが出現する少し前に練習後に膝が腫れるとの相談を受け、仙腸関節へのアイシングを実施してもらったところ膝の腫れがひいたそうです。

彼女は今、理学療法士になるための大学に行くために受験勉強中です。

今回の症例から
・側副靱帯損傷や半月板損傷などの外傷の中にも関節機能障害が原因の痛みは存在している。
・痛みを取ることが目標ではなく、QOL(彼女の場合はバスケットボールの試合に出ること)の向上が目標です。



担当:池谷 和弘(理学療法士)

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