REHAB TSUCHIDA REHABILITATION CLINIC

コラム(院長の雑学)

NO.5 頭痛とAKA-H

 小生が博田先生のAKA-Hと遭遇できた時の話をします。虎の門病院の脳神経外科の時代です。


 昭和61年位のある日、本院でクモ膜下出血の治療を受けた人が、いつまで経っても頭痛が取れないとのことで相談を受けていました。クモ膜下出血の原因の脳動脈瘤のクリッピングもうまくできていて、術後の髄膜炎やてんかんなどという嫌な経験もなく順調に経過しています。

正常圧水頭症という合併随伴症にもならずにいるのですが、クモ膜下出血以前には全く無かった頭痛がその後の生活の悩みになっていました。

 

 当然いろいろ検査や他科の医師の診察も行い、異常はないのです。丁度、脳卒中後のリハビリテーションの担当もしていたので、休みの日にリハビリテーション関係の勉強会や講習会にせっせと足を運んでいた頃でした。

研修会で知り合った先生に「AKAの研修会があるから出席してみないか?」とのお誘いを受け、その頃何にでも興味を持っていただけに、内容も知らないまま千葉の研修会に出席しました。

それは、博田先生の実技も含めての講演会でして、先生自身もまだ関東での講演を始められて数回位の時と思うのですが、20人位のリハビリテーションを勉強している
医師の会に出ました。


リハビリテーション科の大学病院の先生方などが集っての勉強会でした。講演は難しいというより今までの自分の勉強してきた内容では到底理解できないもので、唖然としつつ、何か大事なものの直感を覚えました。それ以上に、その後の実習で見様見真似しかできないのですが、外科の手術の左手の使い方に通ずる微妙さに興味を覚えました。


翌日早速かの頭痛の人に電話して来院依頼をしました。評価で足の上りの悪い方から関節の動きを確認するような感じでAKA-Hを不十分ながら行ってみました。その時、その人が「アっ!」という声を上げられ、「頭痛が抜けた感じがする。」と言われました。

その後も月一回ぐらい、経過を報告に見えましたが頭痛の再燃もなく3カ月位で終了としました。


頭痛の原因の分類の中に、頸椎由来の頭痛がありますが後頭部から首の後ろに響くもので、この人の頭全体という表現には合わないのですが、この範疇にはいるのだろうと思っていました。しかし、仙腸関節の動きの確認をしただけで頭痛が無くなったというのは、今では当たり前のように経験するのですが、不思議な経験でした。

 
頭痛は色々な原因があり、内科の教科書の中にも詳細に10ページ以上割かれています。脳神経外科の外来にもみえます。多くは教科書的な診断ができなくて様子を見てもらっていました。

もちろん、今では神経学、関節運動学など多面的評価をしています。

 

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